10月20日(日)に開催を予定していました「第8回ストップ温暖化展」は、台風による荒天のため、中止となりました。
今回は、初めて総合運動公園で野外での実施となり、エコネット所属団体が協力して「電気を使わないスローなカフェ」を開催することとして、計画を進めてきましたが、悪天候により中止となったことは非常に残念です。
薪割り体験、ソーラークッカー、薪ストーブの実演と焼き芋づくり、フェアトレードのコーヒーとジンジャーティや手づくりケーキ、お菓子類のエコなカフェで、環境問題について語りながらお茶する場を・・・と、メンバーが準備を進めていました。来年度に同様な企画を引き継ごうと考えていますので、どうかお楽しみに。
事務局から
第8回ストップ温暖化展を開催します
今年の「ストップ温暖化展」は、10月20日(日)の「第33回伊勢原市畜産まつり」と同時開催を予定しています。
場所は、伊勢原市総合運動公園 エントランス広場です。
午前10時から午後3時まで
全体イベントとして、「電気を使わないスロー・カフェ」
太陽光を「利用したソーラーECOクッカーの実演、薪ストーブ、火鉢の展示実演
薪割り体験などを予定しています。
たくさんの方のご来場をお待ちしています。
学習会「PM2.5とは・・・微小粒子状物質の健康リスク」
中国の大気汚染の原因とされるPM2.5(微小粒子状物質)とは、どんなものでしょうか。工場や自動車のエンジンなどから排出され、呼吸器や循環器への影響があり、発がん性物質が含まれるともいわれています。発生の原因、健康への影響、環境基準や対策などについてお話を伺います。
どなたでも無料で参加できます。
日 時 2013年 4月19日(金)18:00~19:30
場 所 伊勢原市民文化会館 リハーサル室
講 師 上田 昌文さん (NPO法人市民科学研究室 代表)
共 催 伊勢原市環境対策課(94-4711)
問合せ先 0463-93-4546(浜田)
旧いせはらエコネットHPへのリンク
こちらからごらんになれます。
第10回いせはら環境展のお知らせ
恒例の「いせはら環境展」が行われます。
日時: 5月11日(土)、12日(日) 9:00~15:00
場所: 伊勢原市総合運動公園内 (公園緑花まつりと中の協賛事業として、同時開催 主催: 伊勢原市・いせはら環境市民ネットワーク
11日(土)は、体育館ロビーのみ。12日(日)は、体育館ロビーと小体育室。
出展は、エコネット加入団体の他、環境課題に対する活動を行っている団体や企業などに呼び掛けています。 関心のある方は、お問い合わせください。(伊勢原市環境保全課0463-94-4711)
飯田市研修に参加して
環境モデル都市であるだけに、街中を歩くと、「おひさまにエネルギーをもらおう」とか、「エネルギーのことをよく考えよう」というメッセージが聞こえてくるかのようでした。また、子どもたちや市民が自然に親しみやすい公園づくりがされていて、アルプスの山々を見ながら、森に囲まれた場所で、すてきなひとときを過ごせました。
飯田市にある「風の学舎」(かぜのまなびや)の取り組み
事務局長の平澤さんからお話を聞きました。
限りある化石燃料や原発に依存する大量消費・大量廃棄から脱却して、エネルギーや資源を地産地消することによって、環境保全や地域活性化めざして活動しています。そもそも海外から莫大な費用を投入して運搬される化石燃料を電気に替えて使うと、約30%は無駄となってしまいます。平成20年にオープンしたエコハウス「風の学舎」は会員の手作りで建設された自然エネルギーの暮らしを体験することができる家です。かまど、囲炉裏、薪ストーブを使ってみることで先人たちの知恵を学び、電気がなくても暮らせることが実感できます。また、地域の材木を活用して住宅をつくることで、地域の雇用の創出や廃棄物の削減が可能となります。「風の学舎」の会員は、様々な職種の人たちで、交流を楽しみながら、幅広いネットワークによって、子どもから大人までを対象にした様々な体験学習や研修を行っています。自然の恵みに触れながら家族ぐるみで、人と触れあい協力し合いながら、バランスのとれた心豊かな生活を築く事ができるのです。工業製品に囲まれ、自然から離れすぎてしまった現代社会の暮らしを見直すと共に、環境を守り、地域の活性化に資することができるのです。
私たちの伊勢原も、地域特性の資源を活かしたエネルギーを研究し、豊富にある森林や農業資源活用にもっと目を向け、地域活性化を図るべきです。脱原発をめざすためには、省エネに努め、地域資源を活用することが必要、と平澤さんは何度も強調されていました。
飯田視察研修に参加して
飯田視察研修に参加して
今回、エコネットの飯田市視察研修に参加させていただき、とても有意義な二日間をすごすことができました。
二日間とも天候にも恵まれとても暖かく、周囲が中央アルプスや南アルプス囲まれ、雪に覆われた山々が見える伊那谷は素晴らしいところでした。そんな飯田市の眺めのよい場所に「風の学舎」があり、化石燃料に頼らない様々な取り組みがされていて、感心するばかりで、スライドを使いながらの平澤さんの説明がまた良くて、目からウロコの状態でした。今の生活をもう一度原点に立ち返って考え直さなければならない、とても良い提案をしていただいたと思います。また、ゆっくり泊まりがけで体験をしてみたいものです。
また、「メガソーラーいいだ」にたどり着くまで大変でしたが、見事に沢山のソーラーパネルが並んでいました。水
力発電量もかなり多く、昔からこの地域は再生可能エネルギーの取り組みが考えられていて進んでいるところだということがわかりました。
次の日は「かざこし子どもの森公園」に行きました。そこはひとつの山を公園として作られたようなところで、プロジェクトを立ち上げて10年もかけて考案されたそうです。ホームページによれば、公園は地域の『歴史と未来を想像する場』をめざしますとあります。子供も大人も楽しめる場所を用意されていました。
最後に、りんご並木の「エコハウス」は、これから家を建てる方にはいろいろ参考になる、未来型の自然と環境に配慮された家でした。
泊まった昼神温泉の「天心」も良い宿で、ゆっくり温泉につかりおいしい料理をいただいて、充実した視察研修でした。また今度は、「風の学舎」に泊まって、「かざこし子どもの森公園」で、プロジェクトについてのお話を伺いながら、体験もしながらゆっくり過ごせるプランで、他の方たちにも誘って訪れてみたいところでした。
「いせはら21プラン」や「環境基本計画」にも取り入れてほしいヒントが多くあったようにと思いました。
“先人に学ぶ” 飯田への旅行の感想
“先人に学ぶ” 飯田への旅行の感想
木枯らしや 夢は荒野をかけめぐる
芭蕉さんだったですか、この句は私めの気分と似ているとこの頃思ってましたが、風の学舎で、“夢見る事は大事だ”と再認識させていただきました。感謝。
その他の感想はつぎのようでした。
1、わが町と比べて、飯田という町の奥行きの深さがすっかり印象に残りま
した。“住んでみたい街”であり、“観光の伊勢原“という言葉が出せな
くなりそう。
2、国外旅行では“面白い、又きたい“と思わされたのは、私の場合、いつ
も、人との触れ合いでした。が、今回も似かよった後味が残りました。
3、夢を計画にし、順を追って実現してゆく事が周辺に変化の風を起こした
ーと推定しました。が、今回は下見と考え、つぎのような問題意識で
“先人に学ぶ”2回戦を希望します。
① そんな市民の運動が、なにをきっかけに、どのような思いを基に
起きたのか、その始まりと歴史
② そして、なによりも行政という怪物がどんな経緯で変化を起こ
したのかーこの歴史と現在
③ 市民の参加システムの現状
④ エコハウスの起こしている雇用情勢における変化
4、市政についての事前の基礎学習(実情聴取と問題意識の活性化のため)
を前提とし、数年後で良いので、市の職員の複数名と共に1週間程度の
視察を計画できないか?
又は、1~2年間の複数名の人材交流を市に提案したいーと思いました。
飯田市視察フォトギャラリー

昔懐かしい囲炉裏