講演会「食事を変えると子どもが変わる?」を開催しました

参加団体から

2月23日(金・祝)午後14時~ 伊勢原シティプラザ1F ふれあいホール  講師は、食学ミネラルアドバイザーの国光美佳さん  (主催:タネと水を守る県央市民の会)(共催:いせはら環境ネットワーク 及び TPPとグローバリズムを考える市民の会)が行われました。

国光美佳さんより、「食で変わる心と体」と題する講演では、五大栄養素のひとつであるミネラルは、心身を元気に安定させるために欠かせない栄養素であり、体内で作ることはできないので食品から補う必要がある。鉄・マグネシウム・カルシウムが不足した場合にどんな症状が出るか。不足しないように、それぞれを含む食品にどんなものがあるか、具体的な食品の例が示されました。ミネラル補給のために、非精製の油を加えること、幅広い食材(ミネラル豊富な食材、腸内細菌のバランスを整える食材、ミネラルを逃さない調理法)、調味料をオーガニックなものに置き換えること等が示されました。さらにミネラル不足によって、アスペルガー症候群や広範性発達障害が引き起こされたと思われる例や、ミネラル摂取によって症状が改善された例などのお話がありました。

私たちの生活する環境は、空気・水等はもちろんですが、私たちの健康のために、食物は最も大切な要素です。日々、配慮することで健康な身体を作っていくことを学ぶことができました。また、そのためにはオーガニックな食材や有機農作物を身近な場所で手に入れられることも必要です。様々な視点から、環境の課題を提案する活動を行っていきたいと考えています。

当日の参加者は、約90名(会場参加66名の他、Zoomや後日視聴の方23名)、子育て中の方のためにメンバーによる保育を行ったので、多くの若い方々の参加もありました。