高速道路植樹帯の視察

参加団体から

伊勢原市内で進んでいる新東名高速道路の建設ですが、便利になる一方、市内の緑地(田畑、森林など)の減少や大気汚染が進むことが危惧されます。

そこで、エコネットでは、高速道路の路側帯などの緑化、特に大気汚染に対して効果がある樹種の植樹を提案しました。毎年、中日本㈱の職員の方から説明を受け、現場での確認(視察)を実施しています。

今年度は、2024年3月30日(土)午後に実施。参加者は大人8名、子ども3名の計11名。場所は、伊勢原市下糟屋の県道横浜伊勢原線と小田急線の交差している付近でした。

現場では、植樹した後に枯れた株には、造園業者によって目印がつけられていました。私たちは丁寧に見て回り資料をもとに確認、合計164株の枯損・欠損がありました。これらは「4月に補植する。多めの株を用意させて、発注した数を確保する。」とのことでした。

民地では地主の一存でどんどん樹木が伐採されてしまいますから、事業者敷地内の緑は今や貴重な緑と言えます。視察によって緑地の確保が担保されることを願っています。