食の安全について、安田節子氏の講演会報告

参加団体から

2022年2月23日(水)伊勢原市シティプラザふれあいホールにて、講演会を行いました。主催は、タネと水を守る県央市民の会、共催で「いせはら環境ネットワーク」が加わりました。

当日は、会場参加約50名の他、ZOOM参加が28名ありました。

内容の要約としては、近年食品添加物が増え続けている。収穫後に殺菌剤や殺かび剤を噴霧するポストハーベストが問題であり、さらに日本の農業は農薬の使用(特にネオニコチノイド農薬)が増えている。安全性が定かではない遺伝子組み換え作物も出回っている。これらを食べ続ける影響として、子どもたちに発達障害が増えていることが懸念されている。このような状況の解決方法としては、農薬や遺伝子組み換え作物を避け、有機農作物の面積を拡大する必要があり、そのために学校給食に有機農作物の使用を推進するべきと話されました。

参加者のアンケートから、以下のような感想や意見が寄せられました。

・有機野菜の必要性がわかりました。

・知らないことが多く参考になりました。学校給食から日本の農業を立て直すということを知りました。

・食の危険性、農薬を知り、少しでも有機給食に向けて努力したいです。

・自閉症や発達障がい、うつ病に食の安全の問題がつながることを知り驚きました。

・有機農業を地産地消の基盤にしていくことが循環型経済や日本の農業に重要なことを知りました。