3月20日(土)10:00~ 新東名高速道路建設に携わっている中日本高速道路株式会社のご協力により、視察・研修会を行うことができました。
かねてより道路建設による伊勢原市内の大気汚染悪化の影響を緩和するために、道路周辺の植栽に対して提案/要望を重ねてきましたが、高速道路の建設がかなり進んできていることから、現場(市内4か所)で説明・確認する機会を設けていただきました。
コロナ感染を考慮して、参加者は5名に限っての説明会でしたが、現場を確認しながら、質問させていただき、その場で詳細な説明をいただき、貴重な内容でした。
コロナ感染がなければ、昨年3月に企画していたもので、やっと1年後に実現したものですが、今後も関心を持ち、折を見て視察・研修会を実施していきたいと思います。
以下は、簡単な内容の報告です。
大気汚染の緩和、景観などの環境対策として、道路周辺の植栽に対して、具体的な植栽の樹種の要望などを行ってきました。植栽する本数は、当初30,000本の予定ということでしたが、25,000本に減ったということでした。
伊勢原大山インターの料金所周辺。間隔を開けて苗木が植栽されている。間隔が開いている印象だが、今後樹木が成長することを考慮している。
西富岡の新たに土盛りした場所。道路建設の強度を保つために、土にコンクリートを混ぜて道路の土台を建設したので、植栽には不向き。樹木は植えられない、雑草が生える程度とのこと。このような場所
東富岡(ふじやま公園の東名を挟んだ北側の付近)、植栽された苗木に花が咲いてきれい。根づいている印象。
また、道路地内の雨水を集める湧水池が建設されていた。油流出の事故対策などのための油回収のための排水桝、貯留施設等が設置されていた。
下糟屋(歌川沿い)、高速道路の橋脚の下の場所。苗木が植えられていた。根付いている樹もあるが、枯れてしまったものもあり。植え替えてほしい。